UiPathデータテーブルでEXCELファイルの操作方法や連携方法を徹底解説!

Uipathではデータテーブルを使う機会がとても多いと思います。
私の場合は、1つのプロセスに必ず1つは使います。

用途は主に以下があります
・Excelに保存されている設定データの保存用
・スクレイピングしたデータの保存用
よく使われるデータテーブルなので使い方をしっかりと理解しておくと作業時間がとても早くなります

今回は

・データテーブルの変数宣言
・Excelファイルからデータを読み込みデータテーブルに保存
・データテーブルからデータを全て取り出す
・データテーブルからデータを特定箇所のみ取り出す

こちらの4つについてお伝えしようと思います。

目次

UiPathデータテーブルの変数宣言

変数の宣言はとても簡単!

変数パネルから「変数の作成」をクリックし、変数名を登録し、変数の型のプルダウンで「System.Data.DataTable」を選択するだけ!

UiPathでExcelファイルからデータを読み込みデータテーブルに保存

Excelファイルからデータを読み込みデータテーブルに保存したいときがあります。

これを行いたいときは

config.xlsxファイルからデータを取り込みます
ちなみにconfig.xlsxは以下のようになっています

使うアクティビティは

「システム」→「ファイル」→「ワークブック」

内にある「範囲を読み込み」アクティビティを使います。

「範囲を読み込み」アクティビティをドラッグアンドドロップしたら、以下のようにファイルの選択,シートの指定,取込み範囲の設定,保存するデータテーブルの設定をしましょう。

UiPathデータテーブルからデータを全て取り出す

今回は取り込んだデータを出力パネルにログとして表示するようにします。
具体的にどのように設定するか見てみましょう。

①「繰り返し(データテーブルの各行)」アクティビティを使って1行づつ取り込みます。
取り込んだデータはCurrentRow変数に格納されます。

②CurrentRow変数から1列づつ取り出すようにします。

さらに1列づつ取り込む方法は「繰り返し(指定回数)」アクティビティを使って列数分繰り返します。列数はCurrentRow変数のItemArray.Countプロパティを使います

③「繰り返し(指定回数)」アクティビティにあるCurrentItemはインデックス(繰り返した回数。

開始番号は1)がはいりますのでCurrentRow変数のItemプロパティの列番号に設定します。

列番号は0から始まりますのでCurrentItemから1を差し引いた値を入れます。

④出力パネルに全てのデータが順番に出力されてました

UiPathデータテーブルからデータを特定箇所のみ取り出す

データテーブルの特定箇所のみ取り出したい場合は以下のようにします
”データテーブル変数(取り出したい行).item(取り出したい列)”

では具体的にデータテーブル変数に格納されている「パイナップル」を取り出す場合は、
dtTestDataTable(1).item(0)

と書きます。

また列はヘッダ名で指定することもできるので
dtTestDataTable(1).item(“品目”)

と書くこともできます。

最後に

慣れてしまうと簡単なのですが、コツをつかむまで少し時間が必要かもしれません。
ご質問等ございましたらご連絡いただければ嬉しいです。

次回以降以下をお伝えする予定です
・他のデータテーブルをコピー
・新規列を追加

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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